第1回「物質階層を横断する会」
下記のように第1回「物質階層を横断する会」
〜ハドロン・原子核・原子・分子合同ミーティングを開催します。
今年から新学術領域「量子クラスターで読み解く物質階層構造」(領域代表者:中村隆司)が発足し、原子分子、原子核、ハドロン分野をつなぐ階層間の普遍性を解き明かすことを研究目的としています。
そこで、各分野においてspecificな課題に注目し、実験や理論の現状、実験データや理論値の物理的解釈、今後の実験提案、将来計画を半日を使って議論することが会の目的です。この会の前身は、2017年から始まった「ストレンジネス核物理を考える会」であり、これまで12回を数えます。
前述のように、新学術領域が発足したために、さらに分野を原子分子、ハドロンにまで拡大した会を開催することにしました。第1回は基礎物理研究所において下記のような内容の会を開きます。
今回のテーマ—はΞN相互作用とその実験データについてです。
この会はオープンですので、興味のある方はお気軽にご参加ください。
第1回「物質階層を横断する会」
〜ハドロン・原子核・原子・分子合同ミーティング
今回のテーマ:ΞN相互作用とその実験について
convener:肥山詠美子(九大/理研)
日時:2018年10月15日(月)
場所:京都大学基礎物理学研究所 湯川記念館YH306セミナー室
13:30-13:40:Emiko Hiyama(Kyushu/RIKEN) 'Introduction'
13:40-14:40:Jung Keun Ahn(Korea Univ.) 'An Experimental Review on the Xi-p Interaction'
14:40-15:40:Thomas Rijken(Nijmegen) 'ESC Baryon-baryon Model ESC08/ESC16'
15:40-16:00:Break
16:00-17:00:Kenji Sasaki(YITP) 'Lattice QCD study on baryon interactions in the strangeness S=-2 sector'
17:00-18:00: Discussion
世話人:
肥山詠美子(九大・理研)、福田共和(理研)、岩崎雅彦(理研)、藤岡宏之(東工大)、
青木慎也(京大基研)、佐々木健志(京大基研)、中村隆司(東工大)、延与佳子(京大)、
保坂淳(阪大RCNP)、土井琢身(理研)、金賢得(京大)、Pascal Naidon(理研)