新学術領域「クラスター階層」「量子ビーム応用」合同検出器ワークショップ

昨年度から、2つの新学術領域研究「クラスター階層」および「量子ビーム応用」が進められています。これらの新学術研究において重要な位置をしめる検出器・実験装置の技術に関して、両領域の間での情報交換や研究協力を目的とした研究会を以下のように開催します。
領域関係者以外の方のご参加も大歓迎です。口頭発表は領域関係者に限らせていただきますが、ポスター発表は領域外の方も大歓迎ですので、ぜひ学会後に仙台にお立ち寄りください。(山形から仙台へは高速バスが便利です。)

日時: 2019年9月20日(金) 16:00(山形学会最終日) ~ 9月21日(土)  15:40
場所: 東北大学理学研究科青葉サイエンスホール
   仙台市地下鉄青葉山 下車 徒歩3分
        (仙台市地下鉄青葉山下車 北1出口を出て左側の丸い建物、セブンイレブンの隣)

プログラム:

2019年9月20日(金) 各領域の紹介とポスターセッション
開始 講演者 タイトル
16:00 中村隆司
(東工大理)
新学術領域「クラスター階層」の紹介
16:45 高橋忠幸
(東大IPMU)
新学術領域「量子ビーム応用」の紹介
17:30-20:00   ポスターセッション※ (懇親会を兼ねる)

※ポスターセッションは、領域関係者以外の発表も大歓迎です。

2019年9月21日(土) 各領域からの話題(c: クラスター階層、r: 量子ビーム応用)
開始 領域 講演者 タイトル
9:00 r 岡田信二
(理研)
TESカロリメータで迫る高分解能ミュオン原子分光
9:20 r Patrick Strasser (KEK-IMSS) Muon Catalyzed Fusion in Solid Hydrogen Films and Generation of Ultra-Low Energy Negative Muons
9:40 c 郡司卓
(東大)
ALICE 実験高度化における大型 GEM とトリガーレス DAQの開発と実装
10:00 c 山口頼人
(広島大)
ALICE 実験高度化における MAPS 飛跡検出器開発と実装
10:20     休憩
10:35  r 永尾翔
(東北大)
 大強度電子線を使ったハイパー核分光実験のための前置磁気スペクトロメータ
10:55  r 上野秀樹
(理研)
 核整列 RI ビームを用いたβ-NMR 測定法
11:15  c 中村隆司
(東工大)
 多中性子クラスター探索のための反跳陽子検出器CATANA/STRASSE
11:40   c 赤澤雄也
(KEK-IPNS)
 多チャンネル読み出しを用いた陽子検出器群CATCH
12:00       休憩
13:00   r 桂川美穂
(東大IPMU)
 超新星からメディカルイメージまで
13:20   r 福家英之
(JAXA)
 大型・量産用リチウムドリフト型シリコン検出器の開発
13:40   c 本多良太郎
(東北大)
 J-PARC高運動量ビームラインにおけるデータストリーミングDAQシステムの開発
14:05   c 味村周平
(阪大RCNP)
 LEPS2 solenoid実験におけるTPC検出器の読み出しについて
14:30   r 高橋正彦
(東北大多元研)
 電子コンプトン散乱装置で見る孤立分子の電子構造と波動関数形
14:50   r 沼館直樹
(電通大)
 電子ビームイオントラップによる多価イオン原子物理研究
15:10   c 堀越宗一
(大阪市大)
 冷却原子量子シミュレーションのクラウド利用に向けて
15:35   c,r 中村隆司・高橋忠幸  おわりに

 

参加費:スタッフ3,500円、学生2,500円
               21日(土)のみの参加者は無料です

参加申し込み:締め切りました

世話人:
中村隆司(東工大理)、近藤洋介(東工大理)、田村裕和(東北大理)
高橋忠幸(東大IPMU)、中村哲(東北大理)