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Scientific Linux 6.x メモ

Scientific Linux 6.X メモ

  • きっと CentOS 6.X や Red Hat Enterprise Linux 6.X (RHEL6.X) でも同じ問題が起きそう。中味はみんなほとんど同じなので。
    •  

  • a2ps で日本語を印刷

  • 以下の手順で印刷すれば良い。参考: Imai blog - a2ps Tips

    1. ファイルの日本語の文字コードを EUC にする。Emacs の場合、 Ctrl-x を入力したあと、エンターを押し、f キーを押すと(Ctrl-x Ret f)、以下の様に聞かれるので、
      • Coding system for saving file (default nil):
      • euc-jp と入力すれば良い(Tab 補完も効く)。nkf コマンド (文字コードを変換するコマンド) を使っても良いかも(確認していない)。
      •  

    2. システムの文字コードを EUC にして a2ps を実行すれば文字化けせずに印刷できる。印刷するときだけシステムの文字コードを EUC に変更するには、シェルとして Bash を使っている場合、以下の様に a2ps コマンドを実行すれば良い。ただし、端末に表示される内容は文字化けする。
      • $ env LANG=ja_JP.eucJP a2ps test.txt
      • メモ:ちなみに、
      • $ env LANG=ja_JP.eucJP a2ps test.txt -o test.ps
      • とすれば、test.ps という Postscript ファイルができる。このファイルを表示するには、evince コマンドを用いて、
      • $ evince test.ps
      • とすれば良いが、evince は Ghostscript を使っているため、Ghostscript の日本語の設定をしていないと、文字化けする。myblog - ghostscript における日本語フォントの設定 or TeX Live 2013 on Scientific Linux 6.4 の Ghostscript の日本語対応を参考に evince の文字化けを修正する。

    3.  

  • a2ps の日本語設定を保持

    • ホームディレクトリにある .bashrc (bash が起動する度に実行されるスクリプト) に以下のような行を書き、エイリアスを作っておけば、$ a2ps test.txt と入力するだけで日本語が文字化けせず印刷できる (Bash を使う場合)。
    • #
      # a2ps alias
      alias a2ps='env LANG=ja_JP.eucJP a2ps'
    • ここで # はコメントを表す。端末上で .bashrc の最下部にこれらの行を書くには、任意のディレクトリで、
    • $ echo "#" >> $HOME/.bashrc
      $ echo "# a2ps alias" >> $HOME/.bashrc
      $ echo "alias a2ps='env LANG=ja_JP.eucJP a2ps'" >> $HOME/.bashrc
    • というコマンドを打てば良い。この設定を有効にするには、以下のように source コマンドで .bashrc を実行するか、bash を立ち上げ直す。
    • $ source $HOME/.bashrc
      $ a2ps test.txt
  • Ctrl+Alt+t のショートカット

  • システム>設定>キーボード・ショートカットで デスクトップ - 端末の起動のところで Ctrl+Alt+t を押し、設定しようとしても Alt+T のみ表示され、Crtl+Alt+T と表示されない。ただ、設定自体はちゃんとできているようで、Ctrl+Alt+tで端末が立ち上がる。(バグレポートで上がっているバグのようだ。)表示もちゃんと直したいなら、# yum install gconf-editor として 設定エディタをインストールし、アプリケーション>システムツール>設定エディタで設定エディタを起動し、/ > apps > metacity > global_keybindings の run_command_terminal で <Control><Alt>t と入力する。そうすると、キーボード・ショートカットの方でも Ctrl+Alt+Tと表示される。