ある一定の電圧(スレッショルドレベル)を越えるアナログ信号が入力されたとき、その電圧を越えた時刻を起点としてデジタルのロジック信号を出力する装置。
2つの入力端子にデジタルのロジック信号がほぼ同時に入り、ロジック信号が重なったとき(すなわち、2つの入力端子のロジック信号がともに 1 の値をとったとき)、重なった時刻を起点として(?)ある一定の時間幅(ロジック信号が 0 でなく 1 である時間)を持ったロジック信号を出力する装置(AND回路?)。3つ、または4つのロジック信号が重なったとき、ロジック信号を出力させることもできる。また、一つの入力端子に入ったロジック信号を2つ以上に分けて出力するときにも用いられる。
ちなみに、PhllipsのコインシデンスはOR回路として使えそうだが、TechnolandのコインシデンスはOR回路として使えないかも?VETO端子にロジック信号が入力されている間は、ロジック信号を出力しない。
2つ以上の入力端子に入ったロジック信号を足しあわせる装置(OR回路?)。すなわち、1つ以上の入力端子にロジック信号が入っているとき、その間ずっと出力端子からロジック信号を出力する。
コインシデンスと似て非なるもの。コインシデンスから出力されるロジック信号の時間幅(ロジック信号が 0 でなく 1 である時間)は入力信号に関係なく一定であるが、ファンイン/ファンアウトから出力されるロジック信号の時間幅は入力信号に依存する。入力を一つ、出力を2つとし、ロジック信号を二つに分けることもできる。
入力されたロジック信号を、任意の時間幅で、任意の時間遅らせて出力する装置。例えば、出力信号の時間幅(WIDTH)を100ns、遅らせる時間(DELAY)を500nsと設定すると、装置にロジック信号が入力されてから、500ns後に100nsの時間だけロジック信号を出力する。
ゲートジェネレータはADCのゲート信号生成によく用いられる。また、VETO信号の生成にも用いられる。
入力端子に入力されるロジック信号を数える装置。カウンターのようなもの。
入力端子に入力されるロジック信号を数え、表示する装置。カウンターのようなもの。
アナログ信号のパルスの波高(や電荷量)をデジタル信号にする装置。一つのパルスに一つの値(これをチャンネルと呼ぶ)を対応させる。
パソコンからロジック信号を出力する装置。VETO回路に、パソコン内でのデータ処理が終わったことを伝えたり、スケーラのカウント開始/終了をパソコンから操作したりする。
アナログ信号を決まった時間遅らせる装置。