last-modified: 2021-11-19 (金) 16:54:55 (898d)[変更箇所]
babirlはkernel2.6までの対応なので、SL6.10を入れる。はじめnetinstをためす。Security何たらと出て起動しなかったので、BIOSでSecure Bootをdisable。これでインストール画面が出てきたが、どうもnicを認識してくれないらしく、netinstはできない。
USBにisoを焼いてそれでインストール。これはEvent builder用のPCで256GBのSSDを付けている。パーティションは以下のようにした。無駄に/に割り当てすぎかもしれない。Data用のHDDはあとから追加でつける。
sda1 /boot/efi 200MB sda2 /boot 1024MB sda3 / 80GB sda4 swap 7680MB sda5 /home 134.87GB
なんか、/boot/efiというのをやらないといけないっぽい。この辺分かっていないが、自動に割り当てたのを真似する。全部標準パーティションext4にした。
[root@localhost daq]# df -h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on /dev/sda3 79G 4.5G 71G 6% / tmpfs 3.7G 80K 3.7G 1% /dev/shm /dev/sda2 976M 63M 863M 7% /boot /dev/sda1 200M 264K 200M 1% /boot/efi /dev/sda5 133G 122M 126G 1% /home
[root@localhost daq]# uname -r 2.6.32-754.el6.x86_64
D-sub、DVI端子がOn boardでないので、HDMI-DVI変換を通しているが、ディスプレイの解像度が600x800で作業しづらい。BIOSをいじるとまともになる場合があるが、何がきっかけなのか不明。
ifconfigとしてloしか現れない。eth0がふつうは出てくるはず。やっぱりNICが認識されていない。ネットワークつながらないと何もできないので、ドライバを入れる。BIOSでみると、ネットワークデバイスはI219-Vというもの。これをドライバを探すとe1000eというのを入れるらしい。最新の3.8.7をゲットして展開。srcに移動してmake。エラーがでてコンパイルできないので古いバージョンをためす。3.5.1はコンパイルできるが、これだとデバイスと認識できないみたい。ソースコードでエラーを吐かれている部分を見ると、devとpdevというのがあって、その切り替えを#ifndefでやっているのをしくじっているだけみたい。以下のようにするとコンパイルできた。
#ifndef USE_LEGACY_PM_SUPPORT static int e1000e_pm_resume(struct device *dev) #else static int e1000e_pm_resume(struct pci_dev *pdev) #endif { // modified --> #ifndef USE_LEGACY_PM_SUPPORT struct net_device *netdev = pci_get_drvdata(to_pci_dev(dev)); #else struct net_device *netdev = pci_get_drvdata(pdev); #endif // <--- struct e1000_adapter *adapter = netdev_priv(netdev); #ifndef USE_LEGACY_PM_SUPPORT struct pci_dev *pdev = to_pci_dev(dev); #endif struct e1000_hw *hw = &adapter->hw;
コンパイル出来たら
make install modprobe e1000e
これだけだと再起動したらまたmodprobeしないといけないので、
dracut --force -v
する。これでようやくeth0が現れるようになった。(もしかしたら/etc/sysconfig/network, /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0を手動で作っておかないといけないかもしれない。)
DAQ用のユーザーの作成
useradd daq passwd daq
ネットワークの設定 /etc/hostsと/etc/sysconfig/networkにホスト名を入れる。/etc/init.rd/netword restartだと更新されないけど再起動したら更新された。
アップデート
/etc/yum/repos.d/
のファイルのURLを変更して
yum upgrade
rebootするとまたeth0がいなくなる。
modinfo e1000e -F version 3.2.6-k
戻っている。もう一度e1000eをmake installして、
modprobe e1000e dracut --force -v
次はbabirlのインストール。 https://ribf.riken.jp/RIBFDAQ/index.php?DAQ%2FManual%2FInstallation を参考に進める。
required packagesが入っているかチェック。 cmake, libXpm-develを入れる必要があった。--> cmakeはversion3.xでないとダメみたい。これ入れるの面倒っぽいのでroot.5.34.38にしておく。
./configure linuxx8664gcc --enable-xml --enable-x11
無事起動した。あとはANAROOTを入れておく。~/anaroot/anaroot_v4.5.39に突っ込んだ。完了。こんなもんかな。