解析の手順

1. fileをopenする。
2. やるべきことは、変な点を消すことと、ほしい点に名前を付けて最終的に平面など を定義すること。
3. まず、Project->Bundle->Summaryを見て測定精度を確認。精度を上げる必要がある なら、変な点を消す作業が必要。
4. bundleのところのpointsを見て、sigmaが大きい点は大体誤認されてる点。 精度を悪く大きな要因は、誤認されたcode targetなので、 それを見つける。
5. 消したい点があったら、global renameカーソルで消す。 このカーソルを使うと、 全ての写真でその点が消える。消したい点がどこにあるか見つける方法は、 Highlight pointsを利用してその点だけ光らせ、カメラマークから写真に飛ぶのが 一番早いと思う。
6. 点を消したりしたら、Project->Bundle->Runでbunde計算を走らせる。 測定精度を確認する。
7. ほしい精度が大体出るまで、code targetを消す作業を続ける。消しすぎるとまずい かどうかはよくわからない。
8. 次に、写真を見ていってtargetじゃないのにtargetと誤認された点を 消していったりすると良いが、やってもそこまで精度が変わらないので 誤認点が大量にあるままでも構わないかも。やっておいた方が後が楽ではある。
9. 精度が問題なさそうなら、写真を見て必要な点にglobal renameで名前を付ける。 例)BDC1L1など。 BDC1L1と付けてそのまま次の点をクリックするとBDC1L2、BDC1L3...となる。 ただし、ABDC1L1とかZBDC1L1などとしておいた方が名前が きれいに並ぶので後で見やすい。また、BDC1L01などにはしない方が良い。
10. 名前を付けたら、Bundleのpointsから点を選んで、solid->planeなどで 必要な図形を作る。 図形はbundle計算をし直すと引き継がれないので、ちゃんとやるときは 必要な精度が出てから図形を定義した方が良いが、別に大した作業じゃないので 適当にどんな風になるかやってみてもいい。
11. 作った図形はBundleにplane,circleなどとして表示される。A,B,C,D,X,Y,Zなど の数字が表示されるが、A,B,Cは面の法線ベクトルのx,y,z成分、Dは原点から面までの 距離、X,Y,Zは例えば円では中心のx,y,z座標、といった感じ。
12. 図形が正しく定義されたらその座標なりを使ってdetectorの位置がわかって おわり!
13. しかし大体、図形の座標のRMSがやたら大きいみたいなことになってしまう点が ある。これは基本的に誤認点を図形の定義に用いているとかなので、誤認点っぽい点が あったらそれは消すなりして、少なくとも図形の定義には用いない。 ちゃんとした点だけを使って定義すれば、RMSは小さくなるはず。


解析の注意点

一見うまく取れている点も、別の写真では違う点としてみなされていることがある。 (reconstractできていない?)例えば、ある写真で明らかに正しい点を BDC1L1と名前を付けたが、別の写真 では別のよくわからない場所の点がBDC1L1の名前になっているなど。 こういう場合はglobalじゃないrenameカーソルで消していくのがいいのかもしれない けどいまいち何がベストかはわかっていない。