PGSの仕組み
簡単に。
すべてのcode target(magnetのやつ)が各々異なる固有のものとなっていて、
それらが写真の相対的な位置関係写真をつなげる役割を担う。
絶対的な位置は、壁やSAMURAI MAGNETにある固定点を元に
東芝が設けた基準座標によって決定する。
写真はtargetが強く光るように映り、解析ソフトV-STARSが認識してくれる。
撮影の準備
1. code targetを貼る。全体が繋がるように意識して貼る。両面テープが必要。
見えにくいところの固定点付近なども繋がるように。できるだけたくさん貼っておいて
損はない。上流の測定で全て使い切る程度の数を使うことになる。
2. targetを追加で貼りたかったら貼っておく。固定点を取り付ける。
3. scale barを置く。scale bar、targetを留めるやつ、targetの番号をメモ。
それぞれに固有の長さがある。
長さは大津さんか栂野さんに聞かないとわからない。
4. カメラにwifiのやつとフラッシュを取り付ける。wifiのスイッチを入れる。勝手に
errorになって切れるので切れたらまたONにする。電池切れ注意。
5. PC側は"SAMURAI7"に接続。よく切れるので繋ぎ直す。
6. V-STARSを起動、File->newを選択、南方さんの修論のA.1.3を参考に
必要な設定をする。
写真は撮ったら勝手にV-STARSにいく。
7. 撮ってProject->Automeasureでtargetを認識してくれる。
あとは撮ってAutomeasureしての繰り返し。2回目以降はcontinueにする。
撮影の手順
どの写真を何の目的で撮ったか細かくメモしておくと良い。
1. まず、scale bar、固定点をざっと撮っておく。大抵枚数が足りなくてreconstract
されないので、そしたら多めに撮る。当然code targetが複数の写真の間でつながる
ようにしないといけないのでそれを意識する。
2. scale barにはSC1,SC2、固定点には南方さんの修論を見てZSA1,...とglobal rename
で名前を付けると良い。下の方のscale barsでnewしてscaler barの長さと名前を
入力。
3. ある程度それができたら、toshibaなんとかを読み込むと勝手に固定点を見つけて
くれる。
この状態でbundleを見ると大体何がどこにあるかわかるようになる。
4. 各detectorを撮る。できるだけ各々をそこそこ近めから撮っておいた方が
後が楽。
5. bundleを見て、撮れてなさそうなところをピックアップして、撮りまくる。
6. 一通り撮れたらok。
スマホで写真をできるだけ細かく撮っておく。
できあがった写真は白黒で何がなんだかわからないので、カラー写真は必須。
V-STARSいろいろ
撮影中にやっておくと便利なこと。
1. bundle画面で右クリック->view setupからHighlight pointsでZSA*などと入力。
Hide pointsはCODE* NUGGET*などとしておく。これでSAMURAI MAGNETやdetectorの
位置、形が大体見た目でわかるようになるので見やすい。
2. view setupの中のGeneral(cont)で、Picture stationsとRaysをチェックする。
するとbundleに青いカメラマークが出現する。カメラマークはその点を撮影した場所と
カメラの角度を表す。measured pointないしカメラマークをクリックすると
カメラから点に向かって線が描かれ、点とカメラマークの対応がわかるようになる。
カメラマークをダブルクリックすると、その写真を見れる。