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SOLVisualizerSOLDIRAs OpenGL VisualizerSOLDIRAsが出力したジオメトリとトラッキングのデータを受け取って表示する3D Viewer SOLDIRAsに付随するおまけソフトの位置づけだが、SOLDIRAs本体とは独立した全く別のプログラム。 したがって、SOLDIRAs本体をコンパイルできない環境でもSOLDIRAsのディレクトリを丸ごと持ってきて SOLVisualizerだけコンパイル、実行することが可能。 開発環境Linux版
Windows版
共通
使い方 (Linux版)コンパイル
SOLDIRAs_Vxxxxx/SOLVisualizer$ make
実行
SOLDIRAs_Vxxxxx/SOLVisualizer$ ./Visualizer filename [width,height]
仕様開発中につき仕様は度々変更しているが、現状以下のような機能を持つ。
GUIの説明(filename)実行時のコマンドの第一引数。 現在表示しているファイルの名前を表示している。Save as .pngキーボード・ショートカット : p現在表示している画面をpngとして保存する。 ファイル名は filename_101.png 以降、このコマンドを実行する毎に102,103…と連番で出力される。 SOLVisualizerの実行の度に番号は初期化されるので、同じファイルを読み込んでこのコマンドを実行するとpngが上書きされるので注意。 また、SOLVisualizerのウィンドウ上に他のXウィンドウがあると正しく画面をキャプチャできないので注意。 Initializeキーボード・ショートカット : i視点、位置をデフォルトに戻す。 変な方向を向いてしまったときに役立つ。 Exitキーボード・ショートカット : ESC , qSOLVisualizerを終了する。 トランスレーションパネル XY,Zキーボード・ショートカット : WASD、↑↓→←マウスでドラッグすると位置が動く。 Shiftを押しながらだと速く動く。 (画面上をドラッグ)視点の移動。視点制御(本質的には物体の回転制御)にはクォータニオンを利用している。 Cosmic rayParticle粒子を表示する/しない粒子は動画で表示されるためそれなりのマシンパワーを必要とする。 Save as Moviepngの自動連番出力。チェックを付けている間pngを出力し続けるので間違えて実行しないよう注意。 NEUT,VETO,FTRIG,BTRIG,RIBF各クラスターに関するオプション。display表示する/しないRGB色をRGB0-255で調整できる。Transpearence透明度を0-100で調整できる。Solid/Wire
Outline黒い輪郭線を表示する/しない Solidのときのみ有効。Optionその他細かいオプション。Z-buffetingZバッファを有効にする/しないSOLVisualizerは負荷軽減のためZソートを行っていない。 そのため、デフォルトではデプスの情報が正しくない(奥にあるはずの物体が手前に表示される) Zバッファを有効にするとデプスが正しく扱われるがアルファブレンディングが無効になる(半透明で表示されなくなる) Information各種情報を画面上に表示するfps : フレームレート。但し、正確ではない。 ファイル形式SOLDIRAs本体とどう関係しているかという話。 SOLVisualizerはSOLDIRAsが出力するファイルのうち四つを読み込んで実行する。 故にこれらのファイルは無闇に編集してはならない。filename.txt各クラスターが存在するかどうかの判定に用いる。 該当クラスターが存在しない場合、GUIを生成しない。/geometry/filename.vlzg検出器のジオメトリデータ。/track/filename.vlzt検出器中でのトラッキングデータ。/track/filename.vlza全空間でのトラッキングデータ。参考文献以下のサイトには大変お世話になりました。
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