東京工業大学大学院理工学研究科基礎物理学専攻中村研究室メンバーTakayuki Sako

物理学実験第二 メスバウアー効果のメモ


試料回転型装置

スペクトルが取得できない

MCAプログラムを起動してOn-line modeをクリックすると 「Output data filed」 と表示されてスペクトルが取得できないことがある。
この場合はWindowsを再起動すると治る。

その他よくあるミス
  • ULDのスレッショルドが高すぎる。
  • ADCの電源が入っていない。

Discriminatorのスレッショルドと試料の厚みの補正

14.4keVピークより高エネルギー側のテールをULDで切らないと試料の厚みの補正をしたときに吸収がない部分が水平にならない。
←高エネルギー成分が角度によらず一定であるのに補正が効きすぎるため。
仮に充分切っていなかったとしても、銅板を挟んだ測定データよりバッググラウンドを除去すれば問題なし!

Discriminatorの注意事項

HOSHIN N021 Discriminator 6chの幅は250ns以下にしてはならない。
←HOSHIN N014 DUAL GATE GENERATORに入れた時に正しい挙動を示さない。
DIscriminatorの幅が狭すぎると入力として認識されないらしい。