東京工業大学大学院理工学研究科基礎物理学専攻中村研究室メンバーTakayuki Sako

iPad


新たなおもちゃを研究に役立てる。でも、このページに書いてあるのは半分以上はUbuntuの話のような気がする。

Simplenote

iPadにデフォルトで入っているメモは外部にデータを送るのが面倒。 そこでApp StoreからSimplenoteをダウンロード。PCからもGoogle Chrome Extensions→Simplenoteをインストール。アカウントを作成し、Google Chrome ExtensionsのSimplenote→optionでアカウントとパスワードをsave.
これでiPad・PC間で常にメモが同期される。非常に便利。 ちなみにiPadがオフラインの状態でもメモは編集可能(→3Gでなくても十分実用に耐える)。
無料版だと広告が出るがこの程度なら許容範囲内。ちなみにオフライン状態では広告が表示されない。
もちろんiPadが無くても複数のPC間で容易にテキストを同期できるので重宝するが、PC間の場合はむしろDropboxの方が便利。

追記:同期できない問題発生@Ubuntu9.10
問題なく動いていたChrome ExtensionsのSimplenoteだがいつの間にか同期できなくなっていた(Simplenoteを開いても何も見えない)。エラーらしきものも出ていない。そこで、一度Web版にログイン。その後は問題なくChrome Extensions上で同期できるようになった。詳細は不明。

Dropbox

PC・iPad間でファイルを同期可能なオンラインストレージ。
iPad : App StoreからDropboxをダウンロード。
PC : 公式サイトからダウンロード。windowsだけでなくLinuxにも公式対応。Ubuntuなら.debを、Fedoraなら.rpmを落としてインストールするだけ。他のディストリビューションならソースからコンパイル。Ubuntuの場合、前述した.debを実行した後、アプリケーション>インターネット>DropboxからDropboxを起動してセットアップ。
メールアドレスでアカウントを取得して、各端末で同じアカウントにログインすれば無料のアカウントの場合2GBまで自由にファイルを同期させることができる。もちろんiPadが無くてもOK。便利すぎてUSBメモリを使う気力が起こらなくなる。
iPad(wi-fi)で使うときの注意点としてはオンラインストレージにアクセスしているだけなのでオフラインで使うためにはDropbox上からローカルに保存する必要がある。pdfならiBooksなどで一度開いておけば良い。
iPad上で簡単なメモを書く場合はSimplenoteの方が楽。テキスト以外のファイルはDropboxという棲み分け。

追記:起動できない問題発生@Ubuntu9.10
Dropboxをコマンドで操作するためにいじっていたら起動できなくなった。 とりあえず再インストールするも
上の画面でStart Dropboxを押すとダウンロードが始まるが、その先に進まずまたこの画面という無限ループに陥り、Nautilus Deamonが云々とかエラーが出る。startとしてみるとこんな感じ。
user@host :~$ dropbox start
Starting Dropbox...Traceback (most recent call last):
File "", line 5, in
zipimport.ZipImportError: not a Zip file: '/home/user/.dropbox-dist/library.zip'

^CTraceback (most recent call last):
File "/usr/bin/dropbox", line 939, in e
ret = main(sys.argv)
File "/usr/bin/dropbox", line 936, in main
return commands[argv[i]](argv[i+1:])
File "/usr/bin/dropbox", line 814, in staret
if not start_dropbox():
File "/usr/bin/dropbox", line 541, in start_dropbox
time.sleep(interval)
KeyboardInterrupt

一度Synapticパッケージマネージャで完全削除した後、
locate dropbox
とすると大量にヒットする。そこで
rm -r .dropbox
rm -r .dropbox-dist
として設定ファイルらしきものを削除。
sudo updatedb
データベースを更新してlocateすると
user@host :~$ locate dropbox
/etc/apt/sources.list.d/dropbox.list.distUpgrade
/home/user/Downloads/nautilus-dropbox_0.6.3_i386.deb
/var/lib/apt/lists/linux.dropbox.com_ubuntu_dists_karmic_Release
/var/lib/apt/lists/linux.dropbox.com_ubuntu_dists_karmic_Release.gpg
/var/lib/apt/lists/linux.dropbox.com_ubuntu_dists_karmic_main_binary-i386_Packages
/var/lib/update-notifier/user.d/dropbox-restart-required
/var/lib/update-notifier/user.d/dropbox-start-required
こんな感じに。その上で.debをもう一度実行。すると、
無事先に進めた。 どうやらSynapticパッケージマネージャで削除しても設定ファイルが残っているらしい? そのあとは特に問題なし。

iPadでプレゼン

VGAケーブルでiPadの画面を外部出力するためには(正攻法で行くと)外部出力対応のアプリを使わねばならないらしい。 そこで発表資料をpdfで作成→Dropboxへ放り込む→CloudReadersで開くことで外部のモニタに出力できる。 最初CloudReadersで開いても外部出力されなかったが、バージョンが古かったためらしい。アップデートすると特に何も設定をいじることなく、外部出力された。
ただ、手元のiPadで指でズームアップしても外部モニタに反映されるわけではない。ずっとpdfの1ページがそのまま写っているだけ。 正直この方法ではわざわざiPadを使う利点は感じられない。