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MakeVstaCAEN V792の.vtsaをpedestalのパラメータファイルから自動生成するツール。 仕様
目的pedestalをフィットした結果から.vstaを作るのが面倒臭い。IPDの関係でケーブルの繋ぎ方をスワップさせているのを修正するのが特に面倒。 そこで、ANAPAW用のmapファイルを読み込んでケーブルのスワップに完全対応した.vsta自動生成ツールを作った。ファイル置き場NEBULAのDAQPC nebula01の
/home/nebula/exp/test-2011aug/analysis/users/sk/tool/MakeVsta
に置いてある。WEB上にも置いておく。
更新履歴
ファイルVer. 20111024に基づく
MakeVsta
|-- MakeVsta |-- MakeVsta.cc |-- MakeVsta.ini |-- MakeVsta.o |-- makefile |-- nebula.map :テスト用sample |-- test.vsta :テスト用sample |-- ped_peak.txt :テスト用sample `-- ped_sigma.txt :テスト用sample 使い方MakeVsta.ini現在のモジュールの設定に合わせてiniファイルを編集する。 一度設定すればほぼ変える必要はない。
# QDC Model
v792 # Cut Margin : X sigma 6 //ペデスタルをカットする際に何σのマージンでカットするか。 # ModuleNoMax 10 //モジュールを何枚挿しているか # ModuleIDMax 32 //1モジュール辺りのチャンネル数 # DetectorNumber 144 //全検出器数 # forbidden 255 //使わないチャンネルのTHEの値 # CtrlAddress 0x0000 # DetectorName NEUT 101-130 U //検出器の名前。コメントアウト用なので何でも良い。 NEUT 101-130 D //このセクション以降はモジュールの順番に値を並べる …… VETO 201-212 U/D # ModuleAddress 0x0500 //各モジュールのアドレス 0x0501 …… 0x0509 # ModuleGEO 21 //各モジュールのGEO 22 …… 30 # ModuleIPD 240 //各モジュールのIPD 240 …… 255 実行
$ ./MakeVsta peakfile sigmafile outputfile mapfile [-d]
ゼロモードinputfileを0とすると存在するチャンネルのTHEを全て0にして、存在しないチャンネルのTHEを全てforbiddenで設定した値にする。これはペデスタルキル用に使うファイルになる。
$ ./MakeVsta 0 sigmafile outputfile mapfile [-d]
実行結果実行すると以下のように表示される。$ ./MakeVsta peakfile sigmafile outputfile mapfile ------------------------------- MakeVsta IniFile = MakeVsta.ini MapFile = nebula.map peakfile -> outputfile number of lines : 289 === Conversion is completed !! === ------------------------------- ヘルプ./MakeVstaの際に引数が4個未満だと最低限のヘルプが表示される。 このヘルプで引数の並び順の確認等が行える。 |