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Ubuntu9.04 ↓ Ubuntu9.10へのアップグレード
mozc(google日本語入力)をインストールしたいがためにアップグレードした
アップグレード
「システム」→「システム管理」→「アップデート・マネージャ」からUbuntu9.10へアップグレード
Keyboard model
console-setupでKeyboard modelを聞かれる。
リストになさそうなので"Do not configure keyboard; kepp kernel keymap"を選択。
→アップグレード後、何も設定しなくても普通にキーボードが使えたのでこれで正しかったらしい。
scim
以下のカスタマイズ済みの設定ファイルを置き換えますか?
'/etc/scim/config'
よく分からんが適当に「置き換える」を選択。今後scimを使うつもりはないのでどうでもいい。
ati
同様にati関係を聞かれる。同じく適当に「置き換える」を選択。必要なら後で設定し直す。
dvipdfmx
同様にdvipdfmx関係を聞かれる。以前にUbuntu8からUbuntu9にアップグレードした際にdvipdfmxがぶっ壊れてフォントを設定し直すのが
非常に面倒だったトラウマがあるのでこれはそのまま。
→この設定でアップグレード後、今までと同様にpdf変換できることを確認した。
パッケージを削除しますか
「サポートが中止された(あるいはリポジトリに存在しない)パッケージを削除しますか」
に対しては削除せずに次へ。
アップグレード終了。放置してたのでわからないがここまで3時間くらい?
グラボのドライバ
アップグレード終了後、再起動すると普通に使えるものの画面がカクカクする。
これは今までと設定が変わってubuntu標準のドライバに変わったのが原因と考えられる。
ちなみにこのPCは
- メインモニタ : MITSUBISHI Diamondcrysta RDT196LM
- サブモニタ : MITSUBISHI Diamondcrysta RDT176S
- グラフィックボード : Radeon HD4350
というデュアルディスプレイ環境となっており、これまではATIのドライバで動かしていた。
そこでもう一度設定し直す。
AMD >
Graphics Drivers & Software より
Linux > Linux x86 > Radeon > ATI Radeon HD 4xxx Seriesを選択、ダウンロード。落としたファイルに実行権限を与え実行。
chmod u+x ati-driver-installer-10-4-x86.x86_64.run
sudo ./ati-driver-installer-10-4-x86.x86_64.run
- Options : デフォルトを選択
- mode of installation : これもデフォルト(Automatic)を選択
「システム」→「設定」
→ATI Catalyst Control Center(管理者モード)で設定してログインし直す。
サクサク動くようになった。
mozc(google日本語入力)
こちら(憩いの場)のパッケージを活用させていただく。
上記リンク先に従いリポジトリを追加、パッケージをインストール。
インストール後、「システム」→「設定」→「iBusの設定」でMozcを一番上に移動
以降、個人的な設定
「iBusの設定」→「一般」→「キーボードショートカット」→「切り替え」からCtrl+Spaceを削除(emacs対策)。同時にHiragana-Katakanaを追加。
「システム」→「設定」→「mozcの設定」でとりあえずサジェストの最大候補数を9へ
.emacsに書いておいたprimeの部分を削除。emacsについては特に何もしなくても普通に使える。
Anthyやprimeと比較にならないほど快適になった。
USBメモリ
Ubuntu9.04を使っていた際、いつの間にかUSBメモリを認識しなくなっていた。
今回、Ubuntu9.10にアップグレードした途端、使えるようになった。よく分からん。
ワークスペース
これまではホイールでワークスペースが切り替わる仕様であったがアップグレード後、切り替わらなくなった。こちらの方が誤爆がなくなるのでむしろ好都合。代わりに以下のようにショートカットを設定しておく。
「システム」→「設定」→「キーボード・ショートカット」で
「ワークスペース n へ切り替える」にAlt+ n をアサイン(例:ワークスペース1に対してはAlt+1)。こうすると家のwindowsと同一の仕様となり楽。
コマンド・ショートカット
.bashrcと上記キーボードショートカットで設定したコマンド・ショートカット集。自分で設定しておいて忘れるのでここに書いておく。
a : acroread
d : dvipdfmx
e : emacs-snapshot-gtk
g : gedit
la : ls -a
lt : ls -lt
p : lpr -lpt4
nkfj : nkf -j --overwrite
nkfg : nkf -g
- Ctrl + Alt + T : Terminal 起動
- Ctrl + Alt + R : Chrome 起動
- Ctrl + Alt + M : メーラー 起動
GLib-WARNING
アップグレード後、emacsやfirefoxを起動しようとすると以下のようなメッセージが。
(emacs-snapshot-gtk:13846): GLib-WARNING **: g_set_prgname() called multiple times
(firefox:13795): GLib-WARNING **: g_set_prgname() called multiple times
そこで、GLibを最新のものにしようとすると
sudo apt-get install libglib2.0-dev
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
libglib2.0-dev はすでに最新バージョンです。
libglib2.0-dev は手動でインストールしたと設定されました。
すでに最新のものらしい。emacsもfirefoxも全く問題なく使えるので気にしないことにする。
以下アップグレードと関係ない
REVTeX 4.1
Physical Reviewなどで使われるスタイルファイルをインストールしてみる。結論から言うと
sudo apt-get install texlive-publishers texlive-latex-extra
これだけですぐ使えるらしい。が、色々面倒なことをしてしまった。
user@host :~$ sudo apt-get install revtex
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
(省略)
これらを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。
以下の特別パッケージがインストールされます:
preview-latex-style tetex-base tetex-bin tetex-extra texlive-bibtex-extra
texlive-fonts-extra texlive-fonts-extra-doc texlive-generic-extra
texlive-humanities texlive-humanities-doc texlive-lang-croatian
texlive-lang-cyrillic texlive-lang-czechslovak texlive-lang-danish
texlive-lang-dutch texlive-lang-finnish texlive-lang-french
texlive-lang-german texlive-lang-greek texlive-lang-hungarian
texlive-lang-italian texlive-lang-latin texlive-lang-mongolian
texlive-lang-norwegian texlive-lang-other texlive-lang-polish
texlive-lang-portuguese texlive-lang-spanish texlive-lang-swedish
texlive-lang-vietnamese texlive-latex-extra texlive-latex-extra-doc
texlive-pictures texlive-pictures-doc texlive-publishers
texlive-publishers-doc
提案パッケージ:
cm-super texpower scalable-cyrfonts-tex
以下のパッケージは「削除」されます:
latex-env-ja latex-extra-ja okumura-clsfiles ptex-bin ptex-jisfonts
vfdata-morisawa5
以下のパッケージが新たにインストールされます:
preview-latex-style revtex tetex-base tetex-bin tetex-extra
texlive-bibtex-extra texlive-fonts-extra texlive-fonts-extra-doc
texlive-generic-extra texlive-humanities texlive-humanities-doc
texlive-lang-croatian texlive-lang-cyrillic texlive-lang-czechslovak
texlive-lang-danish texlive-lang-dutch texlive-lang-finnish
texlive-lang-french texlive-lang-german texlive-lang-greek
texlive-lang-hungarian texlive-lang-italian texlive-lang-latin
texlive-lang-mongolian texlive-lang-norwegian texlive-lang-other
texlive-lang-polish texlive-lang-portuguese texlive-lang-spanish
texlive-lang-swedish texlive-lang-vietnamese texlive-latex-extra
texlive-latex-extra-doc texlive-pictures texlive-pictures-doc
texlive-publishers texlive-publishers-doc
何も考えずに y を押す。すると platex がなくなってコンパイルできない。代わりにptex-binを入れる。
プログラム 'platex' はまだインストールされていません。 次のように入力することでインストールできます:
sudo apt-get install ptex-bin
platex: command not found
user@host :~$ sudo apt-get install ptex-bin
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
(省略)
これらを削除するには 'apt-get autoremove' を利用してください。
以下のパッケージは「削除」されます:
tetex-extra texlive-lang-polish
以下のパッケージが新たにインストールされます:
ptex-bin
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 2 個、保留: 0 個。
231kB のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に 9,834kB のディスク容量が解放されます。
続行しますか [Y/n]?
これで今までと同様コンパイルできるようになった。
アップデート時にデュアルディスプレイ死亡
何気なくアップデート・マネージャーでたまっていたアップデートを行ないUbuntuを再起動すると
low-graphics mode で起動する旨のメッセージが出現(2010/11/4)。
とりあえずそのまま起動すると普通に使えるもののデュアルディスプレイがクローンモードで起動するという残念な結果に。
さらに9個使っていたワークスペースが2個に減っている。
「システム」→「設定」→ATI Catalyst Control Centerを起動しようとすると初期化エラーなるものが。
aticonfigしてみると
user@host :~$ aticonfig
Unable to open /etc/ati/control, please reinstall the driver.
aticonfig: No supported adapters detected
ということでATI関係を適当に削除してみる。ここらへん適当。
削除しても普通にそのまま使えるが、とりあえず再起動。
やはりlow-graphics mode で起動。当然クローンモード。
ATIのwebページからDriverをダウンロード。
実行権限を与えて実行。
chmod u+x ati-driver-installer-10-10-x86.x86_64.run
sudo ./ati-driver-installer-10-10-x86.x86_64.run
ちゃんとインストールできたらしい。
再起動。するとlow-graphics mode のメッセージがでない。
デフォルトで拡張デスクトップモード(ATI CCCでいうところのマルチディスプレイ デスクトップ)。
ワークスペースも9個で完璧。改めてATI CCCを起動してみても特段いじる必要はなさそう。
ATI CCCのバージョンアップに伴い設定項目も増えたようだ。
ついでにUbuntuのアップデートのおかげか、ATIのドライバーの更新のおかげか定かではないが、
全般的にGUIがサクサク動くようになった。今までは起動に時間のかかっていたEmacs-snapshot-GTKも
瞬時に立ち上がる。ありがたい。
PCのスペック
トラブルシュートの為にメモを残しておく。
initial state
- mouse computer Lm-i442S3-EX-XP
- Windows® XP Professional SP3
- インテル® Core™ 2 Duo プロセッサー E7500 (2.93GHz)
- デュアルチャネル DDR2-SDRAM 4GB PC2-6400 (2GBx2)
- Hitachi HDP72505 (500GB HDD)
- インテル® G31 Express チップセット
- インテル® グラフィックス・メディア・アクセラレータ3100
- GH22NS40 (Optical Drive)
OS
HDDのパーティションを変更。XPをインストールし直す。
残りの領域にUbuntu8.10をインストール。デュアルブート体制へ。
HDD
バックアップのためにHitachi Global Storage Technologies HDP725050GLAT80追加。
グラフィックボード
デュアルディスプレイにするためにSAPPHIRE HD4350 512M DDR2 PCI-E HDMI DVI-I VGA 11142-07-20R追加。
電源
上記グラボを追加して電源ユニットから異音が。ファンが回っていない。死亡。
EVER GREEN PowerGlitter2 EG-525PG2へ換装。問題なし。
ケースファン
ケースファンから異音がするようになった。
Nidec D08A-12PS3-01Aへ換装。
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