memo365 : WP-1025

Created Mon Oct 25 14:59:19 2010
Last Modified Wed Oct 27 12:05:24 2010

*#1 Mon Oct 25 14:59:19 2010 / Wed Oct 27 12:05:24 2010

memo366 Tommorow <= Today => 22th(Fri.) memo364

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*#2 Mon Oct 25 14:59:29 2010 / Mon Oct 25 16:14:14 2010

Co60線源(1MeV付近に近接した2つのピークを持つ)をVETO101の下部に張り付けてデータを取る。

線源あり:
./file/1287986325.ps

線源なし:
./file/1287986340.ps

事前の計算(by SK [LINK])によりVETOでの宇宙線によるピークは3MeVであることがわかっており、
線源なしのスペクトルでは120ch付近にこれが見えている。
対して線源ありのスペクトルではこの宇宙線ピークが見えないが、かわりに40ch付近にバックグラウンドとほぼ同じ強さのピークが見えている。
リニアリティが成り立つとすれば、120/3=40なのでこのピークは1MeV付近に相当すると考えることができる。

逆に考えれば、線源とピークのオンオフが同期することから対応がつき、これよりリニア
リティが低エネルギー側でも十分成立すると考えることもできる?
そうすると、線源なしの図からDiscriによるカッティングが10ch付近で起きていることからわかるが、これが0.25MeVに対応していることが示唆される。


ちなみにCo60ピークがバックグラウンドとほぼ同強度なのはM=1が原因であると思われる。
線源強度そのものは10^4cpsのオーダーだが、M=1の設定によりCo60によるガンマ線はトリガーメイクにほとんど寄与しない。よってデータが取られる確率はバックグラウンドと同等である。

なお、このデータはVU/VD-101のHVを1900Vに設定している。
1700Vで採ったデータでは宇宙線ピークが60chに見え、バックグラウンドピークが20ch付近にあった。
HVを変えてもバックグラウンドが不変なので(と判断するのは早計ではあるが)、このバックグラウンドは回路成分であると思われる。
<-実はペデスタルじゃねーの?

*#3 Mon Oct 25 15:46:11 2010 / Mon Oct 25 15:46:11 2010

QDCペデスタルサブトラクションをちょっと欲張る。
->ペデスタルキルをあらためて確認。


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