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HBOOKのsubroutine自分用のメモ。多分色々間違っている。HBOOK > List of Subroutines を読んだ方が正確。 subroutineとfunctionこのページに挙げているもののほとんどはサブルーチンであるが、一部関数も混じっている。 subroutineというサブルーチンを実行するためには変数をx,y,zとして、
call subroutine(x,y,z)
とすれば良い。functionという関数を実行するためには一度宣言をしてから使う。
real function
y = function(x) indexcommon/pawc
common/pawc/H(1000000)
common 文で作業領域となるメモリを確保。ヒストグラムが多くなる場合はエラーを
防ぐためこの数値を大きくすれば良い。最近のマシンならばハード的なメモリの容量よりも
HBOOK の仕様上の制限が先に来るはず。
HLIMIT : subroutine
HLIMIT(1000000)
前述した領域以上のメモリを使わないように制限をかける。1つ前の行で設定した数値と同じ値にすれば良い。
このあたりのMemory size controlについてはここで補足。
HBOOK1 : subroutine
HBOOK1(ID,CHTITL,NX,XMI,XMA,VMX)
一次元ヒストグラムの定義。
HBOOK2 : subroutine
HBOOK2(ID,CHTITL,NX,XMI,XMA,NY,YMI,YMA,VMX)
二次元ヒストグラムの定義。
HF1 : subroutine
HF1(ID,X,WEIGHT)
定義されたヒストグラムID(一次元)に実際に値を入れていく。
HF2 : subroutine
HF2(ID,X,Y,WEIGHT)
定義されたヒストグラムID(二次元)に実際に値を入れていく。
HRPUT : subroutine
HRPUT(ID,CHFILE,CHOPT)
ファイルを出力する。
HISTDO : subroutine
HISTDO
全てのヒストグラムを端末上にテキストで表示。PAW等を使うなら不要な機能だがすぐに結果を確認したいときは便利?
HPRINT : subroutine
HPRINT(ID)
HISTDOと違いこちらは指定したIDのみ端末上にテキストで表示。
HINDEX : subroutine
HINDEX
上記のindexを表示する。indexの左上にはGeneral Titleが表示される。
HTITLE : subroutine
HTITLE(CHGTIT)
General Titleを設定する。
HIDOPT : subroutine
HIDOPT(ID,CHOPT)
ヒストグラムのオプションを設定する。
call HIDOPT(0,'ROTA')
とすると全てのヒストグラムが90°回転する。
HCOPY : subroutine
HCOPY(ID1,ID2,CHTITL)
ID1のヒストグラムをコピーして新たにID2というヒストグラムを生成する。
HRESET : subroutine
HRESET(ID,CHTITL)
IDのヒストグラムの中身をリセットする(ヒストグラムの定義そのものは消えない)。
HDELET : subroutine
HDELET(ID)
IDのヒストグラムそのものを消去する。
HSUM : function
HSUM(ID)
IDのヒストグラムの中身の合計値を返す。
HBPRO : subroutine
HBPRO(ID,VMX)
2次元ヒストグラムを1次元に投影。
そのIDが存在しない、もしくは1次元ヒストグラムであった場合は何もしない。
2次元ヒストグラムに値が詰まっている時のみ実行される
HBPROY : subroutine
HBPROY(ID,VMX)
x軸もしくはy軸への射影
HBANDX : subroutine
HBANDX(ID,YMI,YMA,VMX)
yの範囲を(YMI,YMA)に制限してx軸への射影
HBANDY : subroutine
HBANDY(ID,XMI,XMA,VMX)
HBANDX と同様であるが、こちらはy軸への射影。
HBSLIX : subroutine
HBSLIX(ID,NSLI,VMX)
2次元ヒストグラムを NSLI 個の1次元ヒストグラムへとスライス。それぞれのスライスはx軸への射影
HBSLIY : subroutine
HBSLIY(ID,NSLI,VMX)
HBSLXと同様であるが、こちらはy軸への射影
HBOOKB : subroutine
HBOOKB(ID,CHTITL,NCX,XBINS,VMX)
不等間隔ビン一次元ヒストグラムの定義(日本語がよく分からない)。
HBOOK1がx軸の最小値と最大値を与える等間隔のビンを前提とするのに対し、HBOOKBはNCX+1個の要素を持つ配列XBINSにより
不等間隔ビンのヒストグラムを定義する。
HMINIM : subroutine
HMINIM(ID,FMIN)
HBSLXと同様であるが、こちらはy軸への射影
HGIVE : subroutine
HGIVE(ID,CHTITL*,NX*,XMI*,XMA*,NY*,YMI*,YMA*,NWT*,LOC*)
ヒストグラムのアドレスやパラメーターを返す。
HNOENT : subroutine
HNOENT(ID,NOENT)
IDのヒストグラムやNtupleのエントリーの数を返す。オーバーフローやアンダーフローも含む。
HDUMP : subroutine
HDUMP(ID)
IDのヒストグラムに対応するHBOOKのストレージエリアのダンプを表示する。
参考文献"HBOOK Reference Manual" |